インドは公用語が多数あるため、17ヶ国語による記載がある。
インド国外への持ち出しは禁じられているが、ブータンでも使用されており、ブータンの通貨ニュルタムと固定相場になっている。
インドは2022年には中国の人口を抜き、世界一の人口になるという見込みもあり、モディ政権のもと成長著しい。
インド・ルピーも為替市場においては基本的には上昇傾向にあり、さらに、新興国の成長中の通貨の中では、相対的に安定度が高いとされるため、投資家の注目を集めている。
インドは資源を持たず輸入にたよっているため、金、原油の相場の変動に影響を受けやすい。
2016年11月に贈収賄や汚職をなくすために、500ルピーと1000ルピーの高額紙幣の流通差止をおこなっており、一時は経済の混乱も見られたが、2017年9月以降ルピーは上昇傾向にあり、混乱は一時的なものであったことが見受けられる。
なお、新500ルピーと新たに2000ルピーが発行された。
1インドルピー=およそ1.466円(2020年3月現在)