ジブチは、アフリカ北東部で紅海、アデン湾に面したいわゆる「アフリカの角」の近くに位置する港湾都市国家である。
国土は乾いており、農業に適さず、食料自給率は低い。
スエズ運河への航路を望む海上交通路の要衝であり、近年は海賊の多発するソマリア沖を哨戒する各国駐留軍の基地がある。
中国人民解放軍や日本の自衛隊にとって初となる海外基地が設営された。
ジブチ港はエチオピアへの陸路の出発点であり、ジブチ‐エチオピア鉄道は中国の援助により電化されている。
海賊による船舶保険料の高騰は、各国の海賊対策により提言してきているが、経済は中継貿易と各国基地経済に依存している。
ジブチ・フランは仏領ソマリランド保護領の通貨として1884年に発行された。
その後1971年以降、ジブチ・フランは米ドルにペッグ(固定相場)しており、その交換率は、1米ドル=177.721ジブチ・フランである。
サービス料は通常含まれているが、若干のチップをあげるのが習慣となっている。
慢性的にホテル不足で、ホテル代は高い。
文化的には、アフリカというより中東の影響が強い。
1ジブチ・フラン=およそ0.591円(2020年3月現在)