悪性インフレに襲われたペルーでは1985年、旧通貨ソルから新通貨インティに1/1000デノミ(通貨単位切り下げ)、その後1991年に100万インティと交換する形で、ヌエボ・ソルが発行された。
2015年12月にヌエボ・ソルは「新しい」を意味する「ヌエボ」を取り除き、旧名でもあるソルに呼称変更された(等価交換で名称のみ変更)。
現在両方の呼称の紙幣が流通しているが、交換期限は設定されていない。
ペルーは鉱物資源に恵まれた国であり、銀(世界2位)、銅や亜鉛(3位)金(7位)などを産出している。
日系人も多く、フジモリ大統領やその娘のケイコ・フジモリ大統領候補などが日本でも知られている。
1991年以降はインフレも収まり、ドルに対して安定した動きを見せている。
TPP(環太平洋連携協定)では積極的に動いている。
アンデスの観光資源も多く、観光産業も盛んである。
ペルーでは米国と同様のチップの習慣がある。
ホテルでは、ポーターやメイドに1ドル程度(米ドルでもソルでも)のチップを渡す。
1ソル=およそ30.397円(2020年3月現在)