シリングは、かつての英国の補助通貨の名称であったが、現在でも ウガンダ、ケニア、タンザニア、ソマリア、ソマリランドの現行通貨の名称として残っている。
1962年の独立後、1966年英国信託統治下の通貨東アフリカ・シリングと等価でタンザニア・シリングを発行した。
タンザニアは大陸側旧タンガニーカと島のザンジバルが統合されて連合共和国となっている。
ザンジバルは強大な自治権を持っており、独自の大統領も存在する。
タンザニアは南アフリカのアパルトヘイト廃止前は、民族解放的な政治体制であったが、近年は経済発展に重点を置いている。
農業や鉱業のほか、観光資源も多く、観光にも力を入れている。
アフリカ最高峰キリマンジャロはタンザニア国内にあり、セレンゲティ国立公園などの動物保護区も多い。
サファリや登山のガイドには1日20米ドル程度のチップが必要だが、ホテルやタクシーには必要ない。
タンザニア最大の都市ダルエスサラームは治安が良くないので大金を持ってぶらぶらしないこと。
またタクシー強盗が頻発しているので、ウーバーの方が安全である。
1タンザニアシリング=およそ0.0456円(2020年3月現在)