バハマ国は西インド諸島に位置し、イギリス連邦の加盟国である。
バハマ文書で一躍有名になった英領の島国によくあるタックスヘイブンで、バハマ船籍の便宜置籍船の数は世界第3位である。
ちなみにバミューダ・プエルトリコ・バハマを結ぶ三角形の海域がかの有名な「魔のバミューダ海域」である。
バハマ・ドルはバミューダ・ドルと同様、米ドルと等価のペグ制である。
独立に7年先立ち、1966年に英国ポンド通貨から10進法に変更するためにバハマ・ドルが発行された。
当時の米英間レートである1ポン2.8ドルを採用し、米ドルと等価ペグにした。
1ポンドが3ドル、1シリングが15セントに近似していたため、3ドル紙幣と15セント硬貨がある。
なお、0.5ドル紙幣と3ドル紙幣は滅多に使われない。
バハマの経済は金融関係の他、45%を観光業に依存している。
カジノがあるせいか、カリブ海のリゾートにしては享楽的で治安が悪い。
ハネムーナーや家族連れにはバミューダの方がずっと良い。
バハマでは、すりやかっぱらいが多いので所持金管理には注意する必要がある。
1バハマドル=およそ104.75円(2020年3月現在)(米ドルと等価)