マダガスカルは、アフリカ大陸の南東海岸部から沖へ約400キロメートル離れたところにある島国である。
マダガスカル島は、日本の国土面積の約1.5倍もの広さを持ち、世界で4番目に大きな島である。
他の大陸と生物種の往来が少ない孤立した状態が長く保たれたため、独特の進化を遂げた生物種が数多く生息している。
2002年の政局不安で経済が落ち込んだものの、再建が進む中、翌2003年にはそれまで流通していたマダガスカル・フランからマダガスカル・アリアリに移行、2005年には正式通貨となった。
1アリアリ=5マダガスカル・フランである。
フランスが輸出入とも主要貿易国だが、アメリカ、日本、ドイツとも強い経済的結びつきがある。
基幹産業である農業、漁業と共に近年では繊維産業も伸びてきており、観光業と共に経済成長を支えている。
治安があまりよくなく、外国人が標的となった事件も発生しているため、単独行動を控えるのはもちろんのこと、置き引きや強盗等にも注意が必要である。
1マダガスカルアリアリ=およそ0.028円(2020年3月現在)