マレー語でのringgitの発音は「リンギッ」に近いため、マレーシア・リンギと表記する場合も多い。
リンギットとは、マレー語で「ギザギザな」を意味する。
2012年発行分より従来流通していた1セン硬貨、2リンギット紙幣が廃止され、ほぼみかけることはない。
硬貨は高額になるほど硬貨自体の大きさも大きくなる。
色覚障害者にも見分けられる色の設定をしている。
1及び5リンギット紙幣はポリマー製(プラスチック)で、防水性・耐久性に優れている。
紙幣はそれぞれ色分けされており、カラフルなのが特徴。
東南アジア内ではマレーシアは経済発展が著しく、リンギットについても信頼度は高い。
インフレ率は2.10%。ここ数年は24円~35円の間を推移している。
アジア通貨危機の後の1998に固定相場制となり、1USD=RM3.80の交換レートが約7年間続く。
その後2005年に通貨バスケット制(複数の通貨と固定相場)による管理変動相場制となり、翌日から施行された。
1マレーシアリンギット=およそ25.79円(2020年3月現在)