リベリアという国は1847年解放された黒人奴隷によって樹立された。
そのため、大統領と上下院という政治機構はアメリカ合衆国と同じである。
リベリアは船籍を置く船に対して規制が緩やかなので便宜置籍国としてパナマに次ぐ数を保有する。
1989年に勃発した内戦により疲弊した経済を立ち直らせるべく、2005年アフリカ初の女性大統領サーリーフ女史が選ばれ、2017年まで経済の立て直しを図ったが、2014年から2015年のエボラ出血熱の流行により経済復興は成し遂げられていない。
多選禁止の憲法に基づき、2018年新大統領として、サッカー選手として著名なジョージ・ウェアが就任した。
鉄鉱石、金、ダイヤモンドなどの鉱物と木材、ゴムの輸出が主要産業である。
近年中国との経済的な結びつきを深めている。
日本企業の投資は低い。
日本政府の機関もなく、在ガーナ日本大使館が管轄している。
在留邦人も2018年で11人(外務省資料)のみである。
1リベリアドル=およそ0.543円(2020年3月現在)